Day-36(18)/2022.8.26金/屋久島宮之浦〜鹿児島〜宮崎都城

5時起床。うだうだし過ぎた。
正直、寝過ぎた。
ガチ野宿2連発後の縄文杉・白谷雲水峡弾丸
さすがに身体は疲れていたのだろう。
部屋・荷物・情報を整理。

6時50分頃、チェックアウト。
フロントに鍵を返すが、
全く誰とも会わず。

完全に性善説が前提の無人セルフ。
昨日も僕が自己申請しなければ、
無料宿になっていた位だ。

このような人情宿は
いつまでも残って欲しいものだ。

時の運もあるだろうが、
正直、種子島では
ずいぶん島民から排他感を頂いたが、
五島と屋久島では、
逆に温もりを頂いた。島も色々。

屋久島のお父さん・お母さん、
ありがとう!

7時15分頃、宮之浦港の発着場へ。
港でも先の方にある公営待合施設の方が
今回の生活航路・運搬便の乗り場のよう。
既に受付が空いていたので、
ささっと手続きを済ます。

フェリー手続き&周辺撮影後、
親族の祝い日につき、LINEでコール。

ここは施設自体が非観光用。
屋久島で買うつもりのお土産類
タイミングを逃し、買えず。
鹿児島サイドの谷山港も
お土産屋は無い。
鹿児島のメイン港の方で調達する事に。
(まさかのトラブルの為、
結局忘れてしまったが・・・)

船自体は行きと全く同じものだった。

フェリーはいびすかす
08:10屋久島宮之浦〜14:40鹿児島谷山 3900円
屋久島(宮之浦港)発着場
熊毛郡屋久島町宮之浦128-11
https://www.yakushimaferry.com/

欠便の場合、同じ館内でチケットが取れる
フェリー屋久島2でも代替は可能。
この場合、13:30屋久島・宮之浦発、
17:40鹿児島・谷山着の5600円。
両方とも折田汽船株式会社が提供。

改めて色々と調べて知ったが、
屋久島は思っていた以上に、
公に認められている場所だった模様。
ユネスコ世界遺産のうち、
日本国内の自然遺産のカテゴリに属するよう。
また日本で最初に世界遺産化した
4つの場所のうちの一つ。
そして、4つある国内自然遺産のうちの一つ。
90年代の動きである模様。
ユネスコ世界遺産とは、
意外と新しい枠組みなんだな。
年々認定される世界遺産は増えているが、
審査も厳しくなってきている模様。
今回前半で寄った東北の白神山地も
屋久島に匹敵するハクを持っている。
総合的に鑑みても、個人的には
印籠は印籠に過ぎないと思っているが
認定取得・維持は易しいものではない事は確実。
改めて、自然に触れる事に対し
喜びを目覚めた私からは、脱帽と感謝しかない。

無事出港・海での様子を撮影後、
長い待ち時間を活かす為にも
ここで写真整理などの作業。
しかし、ここ船内で
パソコンのキーボード不調発覚。

すべてのキーが反応無い。
電源ボタンが重要なセーフモードにはアクセス可能。
そのモード内でも、入力一切出来ず。
現場出来る限りあらゆる事を試しているが、
うまくいかない何かがある。

なぜだろうか。高温多湿のエリアに
リュックごと数日間持ち運び続けた事が
アダになったのだろうか。

特に落下衝撃・水没など、
あからさまにNGな事は一切起こさず、
一般レベルの使用だとおもうのだが。

2テラもある新品のノートブックは
動画・写真データの母艦にしていたので、
BU不能のまま修理の際、最悪はデータが飛ぶ。
そして、ここからは安易な撮影が
ストレージのキャパからも、やりづらくなる。
いろんな事を慎重に進めねば。

旅の写真・動画はもちろん、
一部、進行中の仕事・会計データも全て。
レスキューの為、外付けキーボードで
動いてくれる事、願うしか無い。

大変だった島旅。
長かった島旅も、ようやく終わる。

種子島は大空振だったが、
結果、第一目標としていた
縄文杉を良い天気で見れた事。
オマケで白谷雲水峡まで寄れた事。

正直、この数日はかなりやり切ったんだけど、
とても充実していたその余韻を生涯忘れまいと、
その心持ちで九州本土に戻るつもりが、このトラブル。
全く後味が悪いものになってしまった。

最後の最後が爆弾過ぎて、
島旅の良い余韻を全く味わえない・・・
最悪の場合、西の旅の写真と動画はパー。
旅後、スムースに切り換える為の仕込み作業もパー。

正直、悲し過ぎる。

14時40分。
定刻通り、鹿児島谷山港へ。

この旅で最大級のトラブルの中。
ここ数日の機器の経過を見て、
最悪は故郷の愛知へほぼ直行も覚悟。
でも種子島・屋久島で大物スポットは
終了なので、もうここまで来たら悔いは無い。
絵の資料にするつもりもあった、
数多くの写真画像類のロスは
相当痛いが、もうこれは願うしかない。

15時35分
鹿児島温本土、降りた瞬間に異常な暑さ。
即、自分の車に戻る。
車上荒らしの被害無く、無事。良かった。

すぐに宮崎方面に行く為、準備をしたが
あっという間に撮影用iPhoneが熱暴走し、
これにはビックリ。

数時間後、途中の宮崎県の
都城市あたりのリサイクルショップで
パソコンキーボード物色。
仕様としてMacに対応したキーボードは
結局見つからず。ここで、ダメもと前提
カーエアコンで冷やしていたパソコンを
操作してみたら、キー入力が動き、
不調が直った。奇跡!

とりあえず、ユニバーサルアクセスで
OS上で動くバーチャルキーボードでの
入力も可能な設定に直ぐ持ちこみ、
自動スリープをしないように設定。

が、自動スリープ設定も
上手く動いてない事を確認。
バッテリー残量があっても何故か普通に落ちる。
運転・移動もあり、パソコンの世話に
集中出来ない現状に、なんとなく危惧を感じた。
この危惧は明日以降、現実となる。

終了を掛けても、勝手に電源ONになったり
キーボードの物理故障も見受けるが、
OS自体も不安定な印象にも映った。

19時
辺りはすっかり暗くなったが、
今日は宮崎県都城市、
道の駅山之口にてレスト。
島の自然体験・感慨無量から一変、
脳と心のモヤが晴れない一日だった。

 

天気:晴

民宿とし〜宮之浦港・フェリーはいびすかす〜種子島・西之表港〜鹿児島・谷山港・車に戻り〜姶良〜霧島〜曽於〜宮崎県・都城、道の駅山之口

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