2022/08/01月/18日目:
車中泊ユーザーからすると
浜名湖SAは意外と下道からの居座りに向いていた。
公園やベンチが24時間・無料で
そこそこあるので、
特に天候が良いと、かなり過ごし易い。
デスクワークもしやすい、と
昨晩過ごして感じた。
また昨晩、近所で花火大会があったよう。
打ち上げ花火の破裂音だけは
しっかり確認できた。
朝5時半頃、起床。
浜名湖湖岸の夜間は湿気が凄まじかった。
恐ろしい湿気に、すまないと思い
アイドリングと冷房を掛ける。
ここは意外と穴場なのか、車中泊車は少ない。
日〜月掛けと言う、曜日の影響もあるかもしれない。
関東からやってきた直後だから、そう感じたのかもしれない。
また、この場所に入るには
小道をややこしく入って行かないといけない為、
存在自体が認知されてないのではないか?と思った。
夜間、談話した数名の若い料理衣装のスタッフ達が
車を拾いに来たシーンをこの目で見た事からも
スペースの一部が、お勤めの関係者の
駐車場にもなっているように見受けた。
朝6時15分頃。浜名湖SA出発。
今日も大変暑い天気。朝6時台でも眩しく、痛い。
ファミマ豊橋石巻本町東で朝食とゴミ捨て。
嵩山工房のオープン時間まで待機と作業。
朝10時前
嵩山工房(すせ)
豊橋筆の職人さんによる筆作り体験会に参加。
要予約。日程がなかなか合わなかったが、
帰路時にようやく都合が付く。
豊橋は個人的には近所だが、ここが日本でも
有数の筆の産地とは、知らなかった。
他、熊野もメジャーらしいのだが、
紀伊半島の熊野とずっと勘違いしていた。
メッカは広島県の方らしい。
絵描きとしては恥ずかしい事だった。
確かに、三河の田舎の田園には
「赤ちゃん筆センター」の広告看板を
異常な程に見掛けるエリアが存在する。
その時は何の気無しだったが、今振り返れば
筆が盛んである象徴だったのだろう。
ここは駐車場はやや困るが何とかピット。
体験会には、職人の顔になっている山崎さんが
対応してくれた。筆制作体験でも、
終盤の制作工程のみを体験する。
お店に筆を納品する直前に、寒天を使って
筆の先を糊付・拭い・整えし、
キャップとシールを貼る、といった工程。
筆の本体代が実質今回のレクチャー代の印象で、
小筆1000円で大筆が1500円でした。
さらに最初の工程から体験するプランも
検討はされているらしいが、世の中が
コロナ禍になってからは
再開を控えているとの談話でした。
色々と勉強になりました。
基本的に和筆の内容にはなるのですが、
・混毛の筆は多い。
・過去の時代背景からも豊橋筆は
自分でセールスするのはご法度だった。
・材料の仕入れが困難になっている傾向がある。
・仕入れ先は中国。
・天然の糊である寒天も海洋汚染の影響がる。
・書道筆がメイン。
・納入先は学校教材がメインなので
春先に掛けてが最も忙しい
↑すなわち、アポイントが取りづらい。
爽やかで明るく前向きな、
アラウンド80歳・職人歴65歳の山﨑様に
ご対応頂きました。誠にありがとうございました。
日本の伝統工芸を守る・伝える事をされて落ち
国から数多くの受賞をされている事も
表彰状や盾などからも伺い知れました。
普段は団体で教室をされている為か、
私ピンでの体験は珍しく・・・
意外と早く10時40分には出発。
豊川〜蒲郡〜岡崎。愛知県はさすがに渋滞。
下道の幹線、国道1〜23号線への接続が大渋滞。
三河湾オレンジロード入り口が最も酷かった。
近距離なのだが、ここを通過するだけで軽く1時間。
愛知に関しては、高速道路の存在意義や
利用意義が高いだろう。
が、それ以降は名古屋市内の大高まで
スピードが出しやすい。
本日は警察が大量に取り締まりをしていた旨
家族情報からも仕入れている。
今日に限って、スピードを出していたので、
私も、知立あたりで白バイにやられたかも知れない。
現地で停車は求められませんでしたが、
恐ろしくも、赤ランプでしばらく追尾されていました。
これまで十数日、東日本を周ってきたが、
愛知県は他県に比べ、やはり交通の取り締まりが
厳しい匂いが強いかな?と感じる。
自宅近所にも、ねずみ取りのポイントがいくつもり。
お調子者な一見さんは確実にやられるだろう。
もちろん車の量も多い。
名古屋市内大高あたりから渋滞が始まる。
以降、平日でも自宅まで車だらけ。
よく知った名古屋でも、今日の帰路ルートは
滅多に使わない為、道に迷いまくり。
結局、津島方面に迂回し、一宮へ。
また、ガソリンは豊橋・豊川からでも、
全国相場からしたら最安クラス。
お店によっては140円台にタッチしかけてる。
一時帰宅。カーナビだと3時間ほどを指していたが
実質4時間は掛かったな。愛知の平日は
昼間であっても、下道は相当の混雑と時間を
確保した方が良いだろう。
濃尾平野は名古屋都心だけではなく、
広域にもそこそこ人口が大きな市町村が続く。お
全く油断ならない。
一旦、しばらくお仕事と立て直しを行い
数日後に西日本へ。
前半(全体の約2/5の行程)は本日で終わり。
学び・感動・充実の約18日だった。
参考までに
スタート時:100580km
エンド時 :105762km
走行距離 :5182km/18日
1日あたり288km走行のペース。2日ほどほぼ運転していない日があるので、実質的には1日あたり320km近い走行が現実。なかなか大変でしたよ。あらゆるドライバー業の方に向けて、凄いと思う気持ちと共に、お疲れ様を届けたい。
前半・東日本編の当初予定
7/16出発〜8/2〜5頃戻り
合計16〜21日を予定
実績:7月14日~8月1日、計18日・実質17日
浜名湖SA〜三ヶ日町〜豊橋市、嵩山工房(豊橋筆)/豊橋、豊川〜蒲郡〜幸田町〜岡崎〜安城〜知立〜豊明〜名古屋〜大治町〜あま市〜稲沢〜尾張一宮にてFin